人はどうでもいい 他人はどうでもいい
悲しみ越えて 苦しみ越えて わたしは集めた 財産
オレの苦労を 誰にわかるか オレの楽しみは これしかないんだ
お金だけが 味方なんだ
欲張りだった あやまちだった 心しだいで すべては決まる
物はどうでもいい お金はどうでもいい
悲しみいっぱい 苦しみいっぱい 餓鬼の世界は苦しい
食べよう リンゴ 石リンゴ 甘い ケーキ 胃が燃える
この世界 すべて皆 わたしの苦しみ
ジュースだ 石油だ 黒こげ 缶詰 爆弾 バンバン
財施極限 カルマ落ちたよ
わたしは天界楽しいよ 財施の極限素晴らしい
あなたも真理を行って わたしと天界行きましょう
天界全てが快楽だ お金のカルマを断ち切って
貪り超越するならば あなたもわたしも天界だ
正しい見解培って すべてに施しなすならば
プレータ世界を脱出し 長命歓喜の天界だ
現世の観念断ち切って すべては功徳の現れと
功徳の理論に精通し 天での自由と幸福を
これはオイラのものだ これはわたしのものだ… (ゆっくり)
すべてわたしのものだ!!!
これはオイラのものだ これはわたしのものだ
見えない世界 知らない世界 わたしは知らない
無明 救済 真理の伝播 真理だけがすべて明かす
オイラ 餓鬼の世界へ 落ちてしまったけれど
あなたはきっと 功徳を積んで 天へと至り 歓喜を
悲しみ越えて 苦しみ越えて わたしは集めた 財産
オレの苦労を 誰にわかるか オレの楽しみは これしかないんだ
お金だけが 味方なんだ
欲張りだった あやまちだった 心しだいで すべては決まる
物はどうでもいい お金はどうでもいい
悲しみいっぱい 苦しみいっぱい 餓鬼の世界は苦しい
食べよう リンゴ 石リンゴ 甘い ケーキ 胃が燃える
この世界 すべて皆 わたしの苦しみ
ジュースだ 石油だ 黒こげ 缶詰 爆弾 バンバン
財施極限 カルマ落ちたよ
わたしは天界楽しいよ 財施の極限素晴らしい
あなたも真理を行って わたしと天界行きましょう
天界全てが快楽だ お金のカルマを断ち切って
貪り超越するならば あなたもわたしも天界だ
正しい見解培って すべてに施しなすならば
プレータ世界を脱出し 長命歓喜の天界だ
現世の観念断ち切って すべては功徳の現れと
功徳の理論に精通し 天での自由と幸福を
これはオイラのものだ これはわたしのものだ… (ゆっくり)
すべてわたしのものだ!!!
これはオイラのものだ これはわたしのものだ
見えない世界 知らない世界 わたしは知らない
無明 救済 真理の伝播 真理だけがすべて明かす
オイラ 餓鬼の世界へ 落ちてしまったけれど
あなたはきっと 功徳を積んで 天へと至り 歓喜を
解説
一人称が「オレ」「わたし」「オイラ」と変化する不思議な歌です。途中、盆踊り調になるところが楽しい。
【評価】 曲◎/歌詞◎/知名度△/総評:布教・修行者向け
【詳説】
「貪り」とは煩悩(人間の諸悪・苦しみの根源)の一つ。最も根本的な煩悩(三毒)の一つで、物を必要以上に求めることを指します。また、貪りの強い者は死後、餓鬼道に転生するとされています。(三悪趣:畜生・餓鬼・地獄)
人はどうでもいい... この作品の最初のパートではお金をむさぼる様子が描かれています。「私は集めた財産」「お金だけが味方」
「貪り」とは煩悩(人間の諸悪・苦しみの根源)の一つ。最も根本的な煩悩(三毒)の一つで、物を必要以上に求めることを指します。また、貪りの強い者は死後、餓鬼道に転生するとされています。(三悪趣:畜生・餓鬼・地獄)
人はどうでもいい... この作品の最初のパートではお金をむさぼる様子が描かれています。「私は集めた財産」「お金だけが味方」
欲張りだった... 次のパートをよく見ると、ここで餓鬼道(=「餓鬼の世界」)に落ちてしまっていることがわかります。(急展開!)常に飢えと乾きを感じる餓鬼の世界で前世の行い(カルマ)を悔やんでいるのでしょう。「餓鬼の世界は苦しい」カルマの報いです。
食べよう リンゴ 石リンゴ... これは難しい。何かを食べようと手に取るが何も食べられない、というもどかしい世界観は餓鬼道の描写だろう…と考えることで、おそらくこれも「餓鬼の世界」の様子を表しているのだと考えます。
財施極限 カルマ落ちたよ... 急展開、突然の盆踊り調。天界は餓鬼道とは正反対の高い世界です。どういうわけか、さっきまでのストーリーはどこかへ行ったようです。
「財施」とは仏教用語で僧侶や貧者に金品を施すことです。お金への執着を捨て(カルマを断つ)、布施(財施)を行なって功徳を積み天界に行きましょう、という流れです。 正しい見解培って... プレータ(梵,Preta)=餓鬼。天界では寿命が長く、苦しみがない。(長命歓喜) 現世の観念断ち切って... 「現世の観念」とはお金がすべてという観念。なんだか共感できてしまう。
「財施」とは仏教用語で僧侶や貧者に金品を施すことです。お金への執着を捨て(カルマを断つ)、布施(財施)を行なって功徳を積み天界に行きましょう、という流れです。 正しい見解培って... プレータ(梵,Preta)=餓鬼。天界では寿命が長く、苦しみがない。(長命歓喜) 現世の観念断ち切って... 「現世の観念」とはお金がすべてという観念。なんだか共感できてしまう。
これはオイラのものだ... また元に戻ります。貪っています。 すべてわたしのものだ!!!
見えない世界 知らない世界... これは転生する世界、死後に生まれ変わる世界を言っているのですね。ここまで出てきた「天界」や「餓鬼道」などのことです。こんなモノ信じないぞ、という具合。
無明 救済 真理の伝播... 真理の教え=布施。布施がすべてを明かすのです。
オイラ 餓鬼の世界へ 落ちてしまったけれど... 餓鬼道へ落ちてしまった「オイラ」があなたに忠告しているというわけです。
【感想】
最後に鋭く忠告するメッセージ性、急展開、盆踊り調など、とても楽しい歌です。「お金への執着を捨てよう」、というのには共感できても、結局は「布施しろ」という内容なので、なんだかなぁ…。曖昧な解釈も少なかったので、この解説を一読すれば大体の内容は把握できるでしょう。ところで、なぜ一人称がころころ変わるのか、それは「人々」を描いているということを表しているからだ、と考えられますね。
最後に鋭く忠告するメッセージ性、急展開、盆踊り調など、とても楽しい歌です。「お金への執着を捨てよう」、というのには共感できても、結局は「布施しろ」という内容なので、なんだかなぁ…。曖昧な解釈も少なかったので、この解説を一読すれば大体の内容は把握できるでしょう。ところで、なぜ一人称がころころ変わるのか、それは「人々」を描いているということを表しているからだ、と考えられますね。